なにかを目にしたとき、目にしたという範囲に

収まらない感覚になるときがある。

 

そのようなときはたいがい、なにか形をもつそのものを見ながら、

単なるそのものではないものを見ている。

 

しかし実際に見ているのは単なるそのものである。

 

 

 

2018.8.15-20

MITSUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭2018

日本橋三越本店

 

野村 紀子